2匹の猫と暮らし始めて1年ちょっと。
かなり気をつけていることの1つが、脱走防止です。
完全室内飼いのうちの猫、外に興味を持って隙あらば玄関から出ようとしたり、扉の前で「開けてニャ」と鳴くことがあります。
家の外に慣れてないコが出てしまうと、「帰ってこられない」「野良猫とケンカして怪我をする」「交通事故にあう」など危険な目に合うことも・・・。
そのため、不意に外に出てしまうことをペットゲートなどを使って防ぐことが大切なのです。
市販のペットゲートもいろいろ売られていますが、それなりのお値段。「まずはお安く試してみたい」と思いますよね。
今回は、我が家の100均手作りペットゲートの作り方を紹介します。
メイン100均材料ですが、1年ちょっと脱走は防止できているので、まずはゲートをつけてみたい猫飼いさんにおすすめです!
市販品でおすすめのハイタイプペットゲート
【玄関用】100均手作りペットゲート紹介
こちらが我が家の玄関の100均手作りペットゲートです。
ワイヤーネットと突っ張り棒を組み合わせて作成しています。
猫がいる家庭のゲートで必須なのは、「ジャンプして超えられない高さ」があること。
子猫のうちは、この写真ぐらいの高さでもゲートとして機能しますが、5~6カ月も過ぎると簡単にジャンプで超えられるようになります。
そのため、150cmぐらいは高さを出せるように、大きめのワイヤーネットを複数組み合わせて高さを出しています。
材料とかかった費用
- ワイヤーネット8枚(折りたためるように、細長い80cm×30cmぐらいのネットを使っています)
- ワイヤーネットのジョイント(留め具)20個ぐらい
- 結束バンド 20本ほど
- 突っ張り棒 2本 天井に突っ張る用の長くしっかりものと、立てかける用の軽く短いもの(うちでは250cmと150cmのを使っています)
- 紐ゴム
- 壁につけるフック
ワイヤーネットの数や突っ張り棒の長さは、玄関の広さや高さに合わせて用意ください。
250cmの突っ張り棒以外は、全部100均で揃えました。(100円じゃなく、200~300円のものもありましたが)
かかった費用は、総額で4,000円ぐらいだったかと思います。
作り方
1.ワイヤーネット8枚をジョイントでつなげる
ワイヤーネットを横に4枚、ジョイントでつなげたものを2セットつくります。
人が通るときに折り曲げるので、横には結束バンドではなくジョイントでつなげたほうが使いやすいです。
4~5マスごとにジョイントで留めていきましょう。
4枚つなげたものを、今度は縦につなげます。
10~15cmほどネットが重なる部分をつくると、強度が増します。
縦につなげるときは、留め具ではなく結束バンドを使いました。
縦には折り曲げないので、結束バンドでしっかり固定するのがおススメです。
2.ワイヤーネットを突っ張り棒に固定する
8枚つながったワイヤーネットを、左右それぞれ突っ張り棒に結束バンドで固定しましょう。
ネットの下を潜り抜けないように、かつ、床が傷つかないように、ワイイヤーネットが2~3cmぐらい浮く感じで固定するのがおススメです。
3.長い突っ張り棒を天井と床に固定する
長いほうの突っ張り棒を、天井と床にしっかり突っ張って固定します。
短い突っ張り棒は人の出入りのときに開けるので、固定しません。
折り曲げれば通るとき邪魔にならないです。
4.壁にフックをつけ、ワイヤーネットに紐ゴムを通してロックできるようにして完成!
動かす突っ張り棒があるほうの壁に、上下2か所フックをつけます。
ワイヤーネットに紐ゴムをつけ、フックで固定してロックできるようにしましょう。
完成です!
100均ペットゲートを1年使っての感想
1年間このペットゲートを使ってみて、基本的にはゲートの役目を果たし、猫の脱走は防げています。
でも、我が家のコロ・さとの玄関のたたきで遊びたい欲が強い日は、ゴムでロックしているところをがんばってこじ開けて出てしまうことも。
(1年のうちに2回ぐらいですが。玄関開けた瞬間、たたきにいることに気付いてドアをすぐ閉めたのでよかったですが・・・)
外に出たい気持ちが強い猫ちゃんの場合は、市販のしっかり固定できるゲートのほうがよいかもしれません。
100均手作りゲートでも、紐ゴムロックじゃなく、もう少ししっかりしたロックになるよう工夫すれば大丈夫かもしれませんね。
脱走は本当に怖いので、わたしもしっかり防いでいきたいと思います。
やっぱり100均ゲートじゃ心配・・・という人は、市販の高さがあるハイタイプのペットゲートがおすすめです!
脱走対策に加えて災害対策も重要!
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