うちのコロ(マンチカン・オス)は、6カ月になる直前に去勢手術を受けました。
今回はこれから去勢手術を受けられる方の参考になればと、いつどんな手術したか、手術によってコロに変化があったかまとめます。
去勢手術を受けた理由とタイミング
我が家はオス・メスの、年の差1カ月違いの2匹飼いです。
コロ・さとの子どもは絶対にかわいいだろうし、見たくもあるけれど。
一度に複数生まれる子ねこをみんな幸せに育てられる自信はなかったので、去勢・避妊手術を受けることにしました。
タイミングは獣医さんと相談をし、安全に手術が受けられるようになる6カ月で決定。
心配だったのは、コロの手術前にさとが発情してしまわないかということ。
オスよりもメスのほうが早く、早い子だと4カ月ぐらいで発情期が来るという情報もあり心配していました。
そんな中、コロの手術の2週間ぐらい前ごろ、ツンツン姫だったさとが突然スリスリ&ごろにゃんしてくるようになったんです。
もしかしてこれがメスの発情期なのか・・・? 会社に行ってる間に何かあったらどうしよう・・・!と、ヒヤヒヤした毎日を送ったのは、(ある意味)いい思い出です。
なんとか大事には至らず、無事コロの手術の日を迎えることができました。よかった・・・!
去勢手術は日帰り 抜糸は1週間後
去勢手術は日帰りで
通っている動物病院では、血液検査から手術まで、日帰りでする流れでした。
- 午前中に来院し診察
- 血液検査
- 血液検査の結果が問題なければ睾丸の摘出手術(10分ほど)
- 夕方お迎え
病院によっては、血液検査を別日で事前にするところもあるようですね。
去勢手術の準備は前日の夜から
全身麻酔での手術なので、準備は前日夜から開始です。
ごはんは前日夜22時まで、水は朝7時まで。それ以降は絶食絶水です。
いつも夜食が23時半ごろの我が家ですが、この日は早めに食べ終わるように21時半に変更。
夜食の時間が早かったので、手術当日の朝、おなかをすかせたコロがわたしを起こしに来ますが、心を鬼にして、ごはんはもちろん出しません。
どれだけ鳴かれても、ごはんは出しません。
コロの目の前でさとにだけごはんをあげるわけにもいかないので、コロは寝室に閉じ込めたまま、さとにだけごはんをあげます。
香りで異変に気付くコロ。ごめんよ・・・!
いざ去勢手術へ!
おなかが空いてふてくされている中、コロを動物病院に連れていく時間がきました。
「裏切られた!」という顔をしてキャリーに入れられたコロ君。さとも、なんでコロだけ連れていくのかと鳴き始めます。
またしても心を鬼にして、さとを残し、コロを連れて病院へ出発です。
コロを渡してから2時間後、病院から電話があり、無事終わって麻酔から覚めたと報告がありました。
よかった・・・!
獣医さんからしたら簡単な手術でほぼ失敗はないとはわかっているけれど、麻酔から覚めなかったら・・・とか、万が一のことがあったら・・・とやっぱり心配でした。
無事終わって心からホッ!
初めてのさととのふたりっきりの甘い時間
迎えに行くのは16時なので、あと数時間、初めてのさととのふたりっきりの時間。
いつになく、さとがごろにゃんと甘えてきます。
痛い思いをしているコロには悪いですが、初めてのさととの甘い時間を楽しませてください・・・!
お帰りコロ! エリザベスカラーで我慢ですよ
コロが無事帰ってきました。がんばったね!!
手術後なので元気がなかったり痛がったりするのかと思ったのですが、超いつもどおりでした。
ごはんもすぐ食べさせていいということなので出したら、モリモリ食べました。食欲魔人コロ!
3日間は、傷口を舐めないようにエリザベスカラーをつけてください、ということなので、病院で買ったカラーをつけてみましたが。
おしりぷりぷりさせて歩く姿はめちゃくちゃかわいいけれど、歩きにくそう。
エリザベスカラーが食器にあたって、ごはんが食べにくそう。
さとと部屋中走り回ってますが(術後なのに元気すぎる・・・)、カラーが壁などにがつがつ当たるのでストレスが溜まってそうです。
かなり生活がしづらそうだったので、獣医さんから教えてもらった、カップ麺の容器で即席エリザベスカラーを作成。
材料は「赤いきつね」です!
参考記事:猫のエリザベスカラーはカップ麺容器がおすすめ!手作りカラーで代用です
本物のエリザベスカラーより、小さくて軽くて、過ごしやすそう&ごはんも食べやすそう&寝やすそう。
傷をなめることはできない大きさなので、こちらで3日間過ごすことにしました。
3日後、赤いきつねカラーから解放されたコロ。解放感に満ち溢れてますね。
去勢手術前と手術後のタマタマ
去勢手術前と手術後の、タマタマの写真。
去勢手術前のほう、毛がふさふさで、何が何やら、ですね。もっとちゃんと撮っとけばよかった。
抜糸は術後1週間で。
傷跡も問題なし、ということで、無事去勢手術は終わりました。何事もなく、本当によかった!
去勢手術にかかった費用
去勢手術(日帰り)が13,500円、血液検査(9項目)が4,500円。トータルで18,000円(税別)でした。
病気ではないので、ペット保険はききませんので、全額自腹です。
去勢手術後の変化について
去勢手術後の変化としてよく聞くのが、性格が変わる、食欲が増す、ということ。
うちのコロはどうだったかというと・・・
性格の変化
「おだやかになる子が多い」と聞きますが、うちのコロはほぼ変わらなかったですね。
もとからおだやかな甘えん坊のビビり王子で、手術前後であまり変化がないような・・・。
縄張り意識も少なくなると書かれていたりするけど、テリトリーパトロールは手術後に始まったので、どうなんでしょう。
変わってるけど、飼い主が気づいてないだけかもしれません。
食欲・体重・体型の変化
食欲もモリモリ。ごはん大好き、なんでもモリモリ食べるコロ君です。
去勢手術をしたからなのか、はたまた単に成長したからなのか、1歳に向けてガッツリ体重は増えました。
手術した6カ月で体重は2.7kg。8カ月で3.2kg。1歳で4.5kg。食べた分だけ、しっかりと増えていますね、きっと。
精巣がなくなり、ホルモンバランスが変わることで、体重が0.5kg~1kgぐらい増えるといわれてますが、成長期でもあるので、手術がどれぐらい影響があったのかは不明です。
ですが、術後の体重の増えっぷりが半端なかったので、キャットフードを「子猫用」だけじゃなく「去勢後用」も合わせて出すようにしていました。
出した分だけモリモリ残さず食べるので、量としては大きくは変えず、カロリー調整できるようにしました。
その効果があったのかは・・・わかりませんが・・・。
おすすめの避妊・去勢後キャットフード
お腹はたぷたぷしています。触ると、気持ちよいです。
これ以上太らないように、フード管理と運動促進を下僕としてがんばっていく所存です。
まとめ 去勢手術を受けさせてよかった!
去勢手術、カラダにメスを入れられたコロは大変だったと思いますが、その後マーキングやスプレーもなく、猫と人一緒に穏やかに暮らせているので、受けさせてよかったと思っています。
難しくないとはいえ、全身麻酔をかけての手術になるので、不安なことがあったら獣医さんに相談して進めていくのがいいですね。
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