「猫と暮らすのに、そんなにお金はかからない」という言葉を、猫と暮らし始める前によく見ました。
もちろん、生きている猫と一緒に暮らすわけなので、ごはん代やトイレ代などのお金はかかります。
うちは、1歳の猫2匹とアラフォー人間1人の小さな暮らし。
実際どれぐらい1カ月にお金がかかっているのか、うちの場合をお伝えしていきます。
猫2匹を飼うのに月いくら費用がかかっている?
キャットフードにかかる費用
つい先日、成猫用の「総合栄養食」から、健康を維持・改善するための「療法食」に切り替えたところです。
今回は、両方のケースで1カ月にかかるお金を計算してみます。
総合栄養食のドライフード&ウェットフードにかかる費用
ドライフードは「ニュートロ・ナチュラルチョイス」を、ウェットフードは「ピュリナワン・パウチ」でした。
どちらも、ペットショップやホームセンターで買えるキャットフードの中では「そこそこお値段のするフード」です。
Amazonの平均価格を参考に、2匹が1カ月に食べる量からキャットフードにかかる費用を計算しました。
1匹が1日に食べる量 | 2匹が1カ月に食べる量 | 費用 | |
---|---|---|---|
ドライフード | 40~60g | 約3kg | 4,500円 |
ウェットフード | 0.5~1パウチ | 約45パウチ | 6,700円 |
合計 | 11,200円 |
猫2匹のキャットフード費用、1カ月合計で11,200円ぐらいになりました。1匹だと5,600円ぐらいですね。
ドライフードだけのほうが費用は抑えられますが、水分をたくさんとってほしい、いろんな味や食感を楽しいんでほしいと思って、組み合わせて出しているので、ちょっと高めになっているでしょうか。
キャットフードの世界は奥深く、お値段もピンキリです。
うちのフードの半分以下のお値段のフードから、2倍以上のお値段のフードまで、様々あります。それぞれメリットもあればデメリットもあります。
複数猫と暮らす場合、食費は倍々となっていくので、猫ちゃんの好みなどを確認しながら、おいしく食べてくれるキャットフードを出せるといいですね。
療法食のドライフード&ウェットフードにかかる費用
先日から尿ケア用の療法食に切り替えています。
水分を多くとってもらうため、ウェットフードは朝・夕0.5パウチずつ出しているので、これまでより多くなっています。
まだフードは固定していないので、ロイヤルカナンのユリナリーにした場合で計算してみました。
1匹が1日に食べる量 | 2匹が1カ月に食べる量 | 費用 | |
---|---|---|---|
ドライフード | 40~50g | 約2.7kg | 4,900円 |
ウェットフード | 1パウチ | 約60パウチ | 9,200円 |
合計 | 14,100円 |
尿ケア用の療法食だと猫2匹のキャットフード費用、1カ月合計で14,100円ぐらいになりました。1匹だと7,050円ぐらいですね。
総合栄養食のときより、2,900円アップしています。パウチの量が増えたのと、ドライフードの値段が上がったためです。
費用の面からでも、健康であることって大切ですね。
おやつにかかる費用
おやつは週2~3回ぐらい、乾しカマやにぼし、ちゅ~るを少量あげているだけなので、そんなにお金はかかっていません。1カ月にかかる費用は300円前後ですかね。
トイレ関連にかかる費用
トイレはシステムトイレの「デオトイレ」で、成猫用トイレを2つ、子猫用トイレを1つ、計3つ部屋に置いています。
1カ月に使う量 | 1カ月にかかる費用 | |
---|---|---|
砂 | 約5kg(成猫用2kg×2、子猫用1kg) | 1,700円 |
シート | 12枚(週1回取り換え) | 900円 |
うんちが臭わない袋 | 30枚(基本1日1枚) | 200円 |
合計 | 2,800円 |
トイレにかかる費用は、猫2匹で月2,800円ぐらいですね。もっとかかってるかと思ってましたが、そうでもなかったです。
ウエットティッシュ
猫の顔やおしりをふいたり、トイレが汚れたら増えたり、何かと出番が多いのがウエットティッシュ。
1日1~3枚ぐらい使うので、月にすると150円ぐらいかかってますね。
カーペットクリーナー(コロコロ)
忘れられてはいけない消耗品が、抜け毛をとるためのコロコロ。
月1~2ロールぐらいは使うので、500円前後ぐらいかかるでしょうか。
コロコロの消耗量を少なくするため、ソファーやベッドの抜け毛取りには、「抜け毛とりワイパー」を使ってます。
猫2匹飼いで消耗品にかかる1カ月の費用は?
猫2匹で1カ月にかかる費用 | |
---|---|
キャットフード(総合栄養食) | 11,200円 |
おやつ | 300円 |
トイレ関連 | 2,800円 |
ウエットティッシュ | 150円 |
コロコロ | 500円 |
合計 | 14,950円 |
猫2匹で約15,000円、1匹だと7,000円。動物の命を預かるには、やっぱりお金がかかりますね。
猫と暮らすと家賃や光熱費もあがるの?
家賃
猫と暮らすには「ペット飼育可」の家を選択する必要があります。
ペット飼育可物件だと、禁止の物件と比べて15~20%は家賃が上がるようなので、一人暮らし物件だと15,000円前後はあがりますね。
猫2匹と暮らすなら、1LDK以上は広さがあるほうが何かとよいので(2匹で走れる、病気の時に部屋を分けられるなど)、より家賃は上がる可能性が高いです。
光熱費
夏は24時間冷房をつけっぱなしになるので、光熱費は2,000円ぐらいは上がります。
上り幅は季節によって異なりますが、猫ちゃんが快適に、健康的に暮らすための必要経費なので、仕方がないですね。
【まとめ】猫2匹と暮らすにはお金はかかるけど、それ以上の幸せがもらえる
猫2匹と暮らすには、フードやトイレなどの消耗品で月15,000円。ペット可物件の賃貸に住もうとすると、さらに費用がプラスになります。
猫が健康に、元気に暮らすためには、やっぱりそれなりのお金がかかりますね。
でもこのお金でとてつもない幸せをもらえるので、高いお金ではないとわたしは感じています。
フードの種類やトイレの種類などを変えることでも、かかる費用はかわってくるので、暮らし方に合わせて調整することもできますね。
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